Column コラム
認定NPO法人 捨て猫をなくす会②
猫ちゃんケア
このコラムでは動物に関わっていらっしゃる方にお話を伺い、そのお仕事や思いを紹介しています。
今回は、過去のコラム記事でご紹介をさせていただきました、認定NPO法人捨て猫をなくす会様について
保護施設である「終いの棲家にゃう」設立の経緯や活動への思いを深堀りしました。
過去のコラムは、こちらをご覧ください。
■ 捨て猫をなくす会さんでは、何名のボランティア様で運営しながら、何頭の猫たちが生活をしていますか?
現在120匹の猫を11名のボランティアでお世話をしながら、同居共生中です。
ケージの上や様々な場所でくつろげるようになっています。 |
■ たくさんの猫が「終いの棲家にゃう」で生活をしていますが、どのような思いで建設を決めましたか?
外猫(ご飯を家の外で貰っている)・家猫(家の中にご飯と居場所がある)・家なき子(決まった餌場も、寝床もない)みんな、人間様にご迷惑をお掛けしながらも、必死に生き抜こうとしています。そんな猫さん達が、餌場を失ったら・・・?
いつもご飯をくださっていたご主人様が、ある日突然いなくなったら・・これ以上、家なき子・放浪猫をなくしたい。路上で轢かれて亡くなる猫をなくしたい。餓死・衰弱死する猫さんをなくしたい思いで現在の保護猫施設を新築しました。
猫のため、支柱に板を付け取り外しができるようになっています。 |
■ 終いの棲家にゃうの特長を教えてください。
血縁・年齢・地縁のない猫達の集団です。当会施設に入居されるときの条件は、①不妊去勢手術手術をしてあること。(入居するときに済ませる、でも可) ②血液検査をする(エイズ・白血病) だけです。お金をいくらいくらください。と、言った「金銭費用をください。」という定額料金が決まっているわけではありません。ただ、ご寄付したい。と、言っていただける人からは、有難く、寄附金受領証明書を発行してお預かりさせていただいております。
去勢済みの印があるさくらねこ。 |
■ 「終いの棲家にゃう」はどのように運営をしていますか?
前述のような厚志家様からのご寄付・当会の活動にご賛同いただいている賛助寄付会員様会費・猫の世話ボランティア 皆様からの善意に頼り運営しております。施設の健全で継続可能な運営を目指します。
■ これからも保護活動を続けていかれると思いますが、活動への思いを教えてください。
平成18年7月設立のNPO法人で、もうすぐ丸18年、私が猫を飼い始めて30年、この20年前に比べて、道路で車に轢かれて死んでいる猫の死体を見ることは、だいぶ減りました。放浪猫・外猫さんの数が減ってきた証だと、推察されます。
しかし、お年寄りからご飯だけもらっていた猫さん・自分のこと、自分のしていることの判断がつきにくい・難しい方のお宅で殖えてしまった猫達。いわゆる高齢者福祉・障害書・社会福祉・民生委員関係からの通報対応に重点が移ってゆくのかなぁと、考えています。
これは、動物福祉ではなく、人間の社会福祉なのに、行政では補助出来ない問題のようです。(人間の納めた税金を、表立って動物愛護に用立てられない。そうです。)
取材中の一コマ、とても人懐っこい猫舎の猫たち。 |
■ 最後に一押しの商品を教えてください。
ネオ砂クイックは、固まりやすく拾う時に崩れにくいのがとても助かっています。
ネオとぎは、とてもダンボールの目が細かいので研ぎやすいのかとても良く使っています。
裏返すともう一度使えるのでコストパフォーマンスという部分でも非常に助かっています。
◆ 今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
NPO法人捨て猫をなくす会様では、随時ボランティアスタッフや支援の募集を行っております。
ご支援をしたい方やご興味がある方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。
NPO法人捨て猫をなくす会 ホームページ
今回コラムにてご紹介いただいた商品は公式ストアから購入していただけます。
ご興味のある方は、こちらも併せてご覧ください。