Column コラム

あにまるケアハウス 斉藤 健二様

ワンちゃんケア

このコラムでは動物に関わっていらっしゃる方にお話を伺い、そのお仕事や思いを紹介しています。

今回は、あにまるケアハウス 斉藤健二 様に伺いました。

埼玉県加須市、加須IC近い場所に位置する「あにまるケアハウス」は 2021年4月にオープンした老犬・老猫ホーム、ペットホテルになっています。

 

 

◆ あにまるケアハウスとは?

 

斉藤様: ペット関連用品の卸やペットの生体販売を手掛けるジャペル株式会社の社会貢献の一環としてペットが生まれてから亡くなるまでの一生をプロデュースするという構想が数年前からありました。現在はペットの高齢化が進み、老後の心配をするお客様が増えています。老犬・老猫介護は飼い主に肉体的、精神的にとても負担がかかります。また老犬、老猫にとっての幸せを考えたときに穏やかで過ごしやすい環境で日々のきちんとしたケアが受けられることも重要だと思います。あにまるケアハウスでは飼い主の負担の軽減、老犬・老猫が安心して暮らせるような環境の提供、飼い主の介護うつなどのペットを取り巻く社会課題の解決を目的とした施設になっています。

 

◆ あにまるケアハウスにはどのような設備がありますか?

 

斉藤様: 当施設の総面積は約1,094坪あり、ドッグルームが2部屋、複数のキャットタワーを設置したキャットルームが2部屋あります。さらにワンちゃんが自由に走って遊べるドッグランが約342坪、雨天時でも外で遊べるように屋根付きのテラスも設置しております。収容頭数は最大犬80頭、猫120頭となっています。また各部屋やドッグランに360度カメラを導入しており随時状況確認ができる状態になっております。緊急時は近隣の動物病院と提携しているので迅速な対応ができます。トリミングルームもあり従業員が常にワンちゃん、ネコちゃんのケアができる体制になっております。

 

 

 

◆ 現在あにまるケアハウスではどのようなことに力を入れているのでしょうか?

 

斉藤様: ワンちゃん、ネコちゃんがストレスを感じないように元々飼われていた環境を再現しつつ、お預かりしているワンちゃん、ネコちゃんにあった環境を作るようにしています。

 さらに飼い主さんにもご安心していただけるようにお預かりしているワンちゃん、ネコちゃんの状況を写真とともにSNSや電話等でこまめに連絡をしています。

 

 

◆ 斉藤様の1日の流れを教えてください。

 

斉藤様: 朝9時から11時にかけゲージの清掃、健康チェックを1頭ずつ行います。その後朝ご飯をあげ12時までドッグランで自分のペースで遊ばせます。14時まではお昼寝をしてもらいその間に夕食の準備を行います。食事の準備はお預かりしているワンちゃん、ネコちゃんそれぞれの体調に合わせて作ります。お昼寝が終わるとお風呂や爪切りなどのお手入れをして、夕食にします。夕食後は午後の運動をして18時にお部屋に戻して就寝させます。その後も見回り等をするので一緒にいる時間が多いです。

 

 

◆ 最後に斉藤さまが大事にしていることをお聞かせください。

 

斉藤様: ペットも命ある生き物なので飼うという責任を負ったうえで命がある限り人が面倒を見ていく必要があると思っています。犬猫は言葉に出して意思表示ができないので気持ちを理解できるように心掛けています。

 この記事をご覧になっているワンちゃん・ネコちゃんのお世話で悩まれている方は「あにまるケアハウス」までお問い合わせください。どんなことでもご相談に乗らせていただきます。

 

◆ 今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。

 

今回ご紹介させていただいたあにまるケアハウス様は埼玉県加須市、加須ICから車で約3分の場所にあります。

加須市には名物「加須うどん」があり、著名人が訪れた有名なうどん店など現在では数十店舗がしのぎを削っているそうです。

あにまるケアハウスにお越しの際にぜひお食べになってはいかがでしょうか。

 

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